クラウド用語ドリル

クラウドの略語クイズと早見表(39語)

AWS のサービスや用語には、EC2・IAM・VPC のような略語がたくさんあります。略語は、元の英語(正式名)と一緒に覚えると、サービスの役割も思い出しやすくなります。

略語の早見表

クラウドの概念セキュリティとコンプライアンステクノロジーとサービス請求・料金・サポート

クラウドの概念

略語正式名意味
AWS CAFAWS Cloud Adoption Frameworkクラウド導入フレームワーク。クラウドへの移行を進めるための指針で、ビジネス・人材・ガバナンス・プラットフォーム・セキュリティ・運用の6つの観点で整理する。ビジネスリスクの低減、ESG の向上、収益の増加、運用の効率化などの効果をめざす。
BYOLBring Your Own Licenseすでに持っているソフトウェアのライセンスを、クラウドでもそのまま使う方式。
CapEx(設備投資)Capital Expenditureサーバーや建物など、長く使う設備を先にまとめて買う支出。
OpEx(運用費)Operational Expenditure日々の運用で、使った分を払っていく支出。クラウドの利用料はこちらにあたる。
TCO(総保有コスト)Total Cost of Ownership機器の購入だけでなく、電気代・場所代・保守・人件費まで含めた全体の費用。クラウドとオンプレミスを比べるときに使う。
ディザスタリカバリ(DR)Disaster Recovery災害や大きな障害のあとに、システムとデータを元に戻すこと。別のリージョンにバックアップや予備のシステムを置いて備える。

セキュリティとコンプライアンス

略語正式名意味
AWS IAMAWS Identity and Access Managementだれが、どの AWS のサービスや資源を使えるかを管理するサービス。ユーザー・グループ・ロール・ポリシーを使う。追加料金はかからない。
AWS KMSAWS Key Management Serviceデータを暗号化するための鍵を作って管理するサービス。多くの AWS のサービスの暗号化と連携する。
AWS RAMAWS Resource Access Managerサブネットなどの資源を、ほかの AWS アカウントと共有するサービス。
AWS WAFWeb Application FirewallWeb アプリへの攻撃(SQL インジェクションなど)を、ルールで見分けて止めるファイアウォール。CloudFront などと組み合わせて使う。
DDoS 攻撃Distributed Denial of Serviceたくさんのコンピュータから大量の通信を送りつけて、サービスを使えなくする攻撃。
MFAMulti-Factor Authentication多要素認証。パスワードに加えて、スマホのアプリなどが出す1回だけの番号でも本人を確かめる方法。ルートユーザーには必ず設定する。
SCP(サービスコントロールポリシー)Service Control PolicyAWS Organizations で、メンバーのアカウントが使える権限の上限を決めるポリシー。

テクノロジーとサービス

略語正式名意味
Amazon EBSAmazon Elastic Block StoreEC2 につないで使うブロックストレージ(ディスク)。EC2 を止めてもデータは残る。スナップショットでバックアップできる。
Amazon EC2Amazon Elastic Compute Cloudクラウド上の仮想サーバー。OS と大きさ(インスタンスタイプ)を選んで、数分で起動できる。
Amazon ECRAmazon Elastic Container Registryコンテナのイメージを保管する場所(レジストリ)。
Amazon ECSAmazon Elastic Container Serviceコンテナを動かして管理する、AWS のサービス。
Amazon EFSAmazon Elastic File System複数の EC2 から同時に使える、容量が自動で増えるファイルストレージ。
Amazon EKSAmazon Elastic Kubernetes ServiceKubernetes を使ってコンテナを動かすためのサービス。
Amazon RDSAmazon Relational Database ServiceMySQL・PostgreSQL などのリレーショナルデータベースを、AWS が管理してくれるサービス。バックアップや更新を自動にできる。
Amazon S3Amazon Simple Storage Service容量の上限なくファイルを保存できる、オブジェクトストレージのサービス。データを複数の場所に保存していて、耐久性がとても高い。
Amazon SESAmazon Simple Email Serviceお知らせや案内のメールを、大量に送るサービス。
Amazon SNSAmazon Simple Notification Serviceメッセージを、メール・SMS・アプリなど多くの受け取り先へ一斉に送る(通知する)サービス。
Amazon SQSAmazon Simple Queue Serviceメッセージを順番待ちの列(キュー)にためて、アプリどうしを切り離してやり取りさせるサービス。
Amazon VPCAmazon Virtual Private CloudAWS の中に作る、自分専用の仮想のネットワーク。IP アドレスの範囲やサブネットを自分で決める。
AMIAmazon Machine ImageEC2 を起動するためのひな形。OS や、入れておくソフトウェアを含む。
APIApplication Programming Interfaceプログラムどうしがやり取りするための窓口。AWS のすべての操作は API を通して行われる。
AWS CLIAWS Command Line Interfaceコマンドを入力して AWS を操作する道具。同じ手順を繰り返したり、自動にしたりしやすい。
AWS DMSAWS Database Migration Serviceデータベースを、止める時間を短くしながら AWS へ移すサービス。
AWS SCTAWS Schema Conversion Tool種類の違うデータベースへ移すときに、テーブルの定義などを変換する道具。
AWS SDKSoftware Development Kitプログラムから AWS を操作するための部品集。Python・Java など多くの言語向けがある。
IaCInfrastructure as Codeサーバーやネットワークなどの構成をコード(テンプレート)で書き、同じ環境を何度でも正確に作れるようにすること。
アベイラビリティーゾーン(AZ)Availability Zone1つのリージョンの中にある、独立したデータセンターの集まり。電源やネットワークを別にしていて、同時に止まりにくい。複数の AZ に分けて置くと高可用性になる。
ネットワーク ACLNetwork Access Control Listサブネットの単位で付けるファイアウォール。許可と拒否の両方のルールを書け、行きと戻りの通信を別々に決める(ステートレス)。

請求・料金・サポート

略語正式名意味
APN(AWS パートナーネットワーク)AWS Partner NetworkAWS を使った製品やサービスを提供する会社の集まり。パートナーは研修・認定・イベント・割引などの支援を受けられる。
ISVIndependent Software Vendor自社でソフトウェアの製品を作って売る会社。AWS Marketplace で製品を出していることも多い。
TAM(テクニカルアカウントマネージャー)Technical Account ManagerEnterprise Support などで付く、担当の技術者。システムの運用や改善について、続けて助言する。
システムインテグレーター(SI)System Integrator利用者に合わせて、システムの設計・構築・運用を請け負う会社。AWS のパートナーとして、移行などを手伝う。
リザーブドインスタンス(RI)Reserved Instance1年か3年の利用を約束することで、オンデマンドより大きく割引される EC2 などの買い方。ずっと動かしておくシステムに向く。